一口に「カーテン」といっても様々な種類があり、縫製の仕方や機能などもそれぞれ異なります。
<既成カーテン>
基本的に用いられるのが1.5倍ヒダで、窓幅の1.5倍の生地を使いヒダをとる縫製です。生地が少ないため、ヒダ数が少なく、ウェーブの出方も控えめになります。
<イージーオーダーカーテン>
上部と両サイドを予め仕上げてあり、注文が来てから裾上げされるカーテンです。
<オーダーカーテン>
・1.5倍ヒダ
窓幅の1.5倍の生地を使いヒダをとります。ヒダ数が少なく、ウェーブの出方は控えめです。
・2倍ヒダ
窓幅の2倍の生地を使いヒダをとります。ヒダ山が高く、綺麗なウェーブができます。
・フラットカーテン
ヒダをとらず、ウェーブがほとんど無いので、大きなデザインに合うスタイルです。
<カフェカーテン>
テンションポールを用いたものが一般的で、小窓や腰窓、戸棚などの目隠しに最適です。
・ドレープカーテン
ジャガード織機で織られたものと、ドビー織機で織られたものがあります。
ジャガード織りは、縦糸と横糸が交錯させ柄を織り込めます。奥行きのある重厚感と上質感があり、大柄で複雑な紋様を織ることができます。
ドビー織りは、繊細な柄は出来ませんが、ストライプなどの規則正しい連続模様を織り出すことができます。
・レースカーテン
ラッセル織機で織られたものと、トリコット織機で織られたものがあります。ラッセル織機で作られたものはハリとコシのある締まった生地になり、トリコット織機で作られた生地は柔らかい風合いの生地になります。
・プリントカーテン
柄を織り込むのではなく、生地にプリントが施されたものを指します。昼間外からの光が室内に差し込むと、印刷された柄がステンドグラスのように美しく見えます。